Dialogue

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INFORMATION

受講登録いただきました皆様へ

 2021年8月25日(水)AM8時45分~9時ごろまでにウェビナー視聴サイトURLおよびID
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 お手元に届かなかった方は、8月27日(金)迄に登録完了メールに記載しております事務局までお問い合わせください.

受講登録締め切りました

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OUTLINE

Dialogue Webinar 2021
Gene and Cell Therapy Conferences 2021

【日 時】2021年8月30日(月) 15:00~18:10(途中休憩5分間 予定)
     本Webinarは、Simulive Webinarにて開催いたします.
【主 催】ダイアローグ株式会社
【締切日】2021年8月24日(火)17時締め切りました.

【参加対象】
 大学・国公立研究機関、製薬会社、国産の臨床検査・診断薬開発会社、国産の化学・化粧品会社
 国産の創薬・再生医療ベンチャー企業
 但し、ご所属は本業のご所属でお願いいたします.出向先・客員等のご所属では登録できません.

 尚、主催者が下記に該当すると判断した場合、ご登録いただきましても事務局から確認メールを返信いたしませんので
 予めご了承下さい.

 ※協賛企業様の競合他社様、個人事業主様のご参加はご遠慮いただいております.
 ※ご所属の判断ができかねる(gmail,yahoo等のフリーmailアドレスおよびプロバイダのmailアドレス等)では
  受講登録できません
 ※所属に関係なくダイアローグ株式会社(主催)の判断によりお断りする場合がございますので予めご了承下さい.

KEYNOTE LECTURER

梅澤明弘氏
梅澤明弘氏
国立研究開発法人国立成育医療研究センター
研究所 所長/再生医療センター センター長

ES細胞を用いた先天性代謝異常症に対する再生医療
講演時間 約36分 (開催の挨拶含む)

講演要旨
ヒトES細胞とは「Embryonic Stem Cell(胚性幹細胞)」の略で、胚盤胞の内部細胞塊より樹立する幹細胞である. ヒトES細胞は多分化能を有しており、適切な培養環境で維持すれば、 半永久的に増殖能・多分化能を維持することができる. 国立成育医療研究センター研究所は、日本で2 施設しかないヒトES細胞樹立機関のうちの1つで、日本におけるヒトES細胞研究の 拠点としての役割を担っている. 現在までに、7株のヒトES細胞(SEES1-7)を樹立してきた. 対象疾患は尿素サイクル異常症である.従来、尿素サイクル異常症の患児2例 に対してヒト肝細胞が投与された.今回、ヒトES細胞から肝細胞を安定して製造することができるようになり、その安全性と有効性を検証に向けた臨床試験を行った.有効性として 臓器移植への橋渡しまでの合併症が検討される.肝移植の際に自己肝を全摘出することにより、投与したヒトES細胞由来再生医療等製品はすべて回収されるため、 より客観的な安全性の評価ができる.臨床試験においては、尿素サイクル異常症の疾患メカニズムと製品の作用機序を考慮し、評価項目、 比較対照、エビデンスの質と量及び情報を整理し、試験計画を策定した. 複数の評価項目における再現性、一致性及び整合性に関し、一例毎の情報を積み上げて行く.  

村松一洋氏
村松一洋氏
自治医科大学 小児科学講座 准教授
自治医科大学遺伝子治療研究センター准教授

新規AAVベクターを用いた先天代謝異常症
に対する遺伝子治療
講演時間 約46分 (梅澤先生による質疑・村松先生の応答含)

講演要旨
近年、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いた遺伝子治療開発研究が世界的に急速に進んでいる.自治医科大学では希少難治性疾患に対する遺伝子治療開発として、特に中枢神経系に 対して研究や臨床試験を進めてきたが、新たに先天代謝異常症にも取り組み始めた.現状では食事療法や薬物療法、酵素補充療法によって対応しているが、効果や費用面など様々な問題が あり、非侵襲的な根治療法の開発が望まれている。先天代謝異常症は肝臓の酵素機能不全に起因する疾患が多いことから、肝細胞に安全にかつ効率的に遺伝子を導入することで、治療が可 能になると期待される.ところが、従来型の肝臓用AAVベクターではマウス肝臓に対しては遺伝子導入が可能であるが、ヒト肝臓に対しては導入効率が低く、治療へ応用することが困難であ った.そこで、我々はヒト肝臓に効果的に遺伝子導入可能な新規のAAVベクターを開発した.このベクターを用いて、尿素サイクル異常症に対する治療応用を計画し、細胞系による検証を経 て動物モデルによる安全性と効果の検証を実施している.今後、さらに基礎データを収集した後に臨床応用を開始する予定である.また、このAAVベクターを用いることで、他の先天代謝異 常症への治療応用の可能性も大いに拡がることが期待される.

ご経歴
1992年4月-1998年3月:群馬大学医学部
1998年4月-2003年4月:日本赤十字社医療センター小児科・新生児未熟児科
研修医および医員
2003年5月-2004年3月:群馬大学医学部附属病院小児科
2004年4月-2008年3月:群馬大学大学院医学系研究科博士課程修了
2005年4月-2008年3月:日本学術振興会特別研究員DC1
2008年4月-2009年7月:群馬大学医学部附属病院小児科
2009年8月-2015年3月:群馬大学大学院医学系研究科助教(小児科学)
2011年4月-2013年3月:Dept. Neurology, Philipps University Marburg,Germany
2014年4月-2016年3月:群馬大学大学院医学系研究科部内講師(小児科学)
2016年4月-2017年3月:群馬大学医学部附属病院講師(小児科)
2017年4月-現在 :自治医科大学小児科准教授
2019年4月-現在 :自治医科大学遺伝子治療研究センター准教授
 

井家益和氏
井家益和先生
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
執行役員 研究開発部長

piggyBacトランスポゾンベクターを用いた
国産の CAR-T 細胞製品の開発
講演時間 約48分 (梅澤先生&村松先生による質疑・井家先生の応答含)

講演要旨
近年、CAR-T 療法が実用化され、その高い治療効果が注目を集めている.CAR-T 細胞製品の開発は海外が先行しており、わが国にも導入されている.国内で薬事承認された CAR-T細胞製品は 3 品目あるが、いずれも遺伝子導入にウイルスを用いるため、高度に管理され た専用の製造施設が必要である.われわれは、piggyBac トランスポゾン法を用いた国産の CAR-T 細胞製品の開発を手掛けている.この方法は遺伝子導入にウイルスを使用しないため、一般的な培養施設内において簡便な製造工程で比較的安価に目的細胞を製造することができる. 開発品は CD19 を標的とした CAR-T 細胞であり、急性リンパ性白血病を対象とした薬事承認を目指している.本品の開発は AMED 事業に採択され、①原材料の整備、②製造工程の最適化と特性解析、③非臨床試験の実施、④治験実施体制の構築、の 4 ステップで製品化を進めている。また、技 術導入元である名古屋大学小児科とともに、本品を用いた悪性リンパ腫に対する開発、および GD2 を標的とした新規 CAR-T 細胞を用いた固形腫瘍に対する開発についても、それぞれ個別の AMED 事業で実施している。これらの開発によって、高品質で低価格な国産の CAR-T 細胞製品を普及させるとともに、piggyBac トランスポゾン法が CAR-T 細胞製造のプラットフォームとなり得ることを実証したい.

ご経歴
2017–現在: J-TEC 執行役員
2017–現在: J-TEC 研究開発部長
2014-2016: J-TEC 臨床開発部長
2009-2014: J-TEC 製品開発部長
2006–現在: J-TEC 自家培養表皮「ジェイス®」プロダクトマネージャー
2000–2009: J-TEC 研究開発部 研究員
1986–2000:富山化学工業株式会社 研究員
受賞
2019年:文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)「自家培養表皮の開発」
2012年:日本人工臓器学会技術賞「自家培養表皮(商品名:ジェイス®)」
 

COMPANY LECTURER

バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社
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再生医療・遺伝子治療における
デジタルPCRの活用について

 八田幸憲氏
 バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社 シニアアプリケーションスペシャリスト

講演要旨
デジタルPCRは核酸の絶対定量ができる定量PCRテクノロジーです. 検量線を用いることなく1ウェルだけでターゲットDNA/RNAの絶対数測定を行うことが可能です. この特長に加えPCR阻害への耐性の高さや再現性、感度の高さ等を併せ持つことから基礎研究、医学・医薬品開発、食品、環境等幅広い分野でデジタルPCRは活用されています. 近年目覚ましい成果を上げている再生医療・遺伝子治療の分野においては、数多くの企業がこの分野に参入するようになったこともあり、デジタルPCRを用いた活用例も多く報告されております. 本企業レクチャーでは、デジタルPCRの基礎的内容から再生医療・遺伝子治療の分野での活用例についてご紹介いたします.

エッペンドルフ株式会社
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効率的な「ピペッティング・培養・凍結保存」
のために重要なポイント & ツール

 車田真吾氏
 エッペンドルフ株式会社 マーケティング部

講演要旨
現代の創薬プラットフォームでは、遺伝子や細胞をベースとした手技が日増しにより重要な位置を占めるようになってきました.これに伴い、実験・研究において生じる時間的および経済的ロスをいかに抑えるかがポイントとなります.特に時間的ロスは、細胞など生きたサンプルへのネガティブな影響を及ぼすことから、欠かすことのできないファクターと言えます. 今回はこのような観点を踏まえた上で、基本的な3つの手技である「ピペッティング・培養・凍結保存」についてお話しさせていただきます.それぞれの作業において、より効率的に進めるためのツールや、コンタミネーションの原因となりうる要素とその対策などをご紹介いたします.

日本ポール株式会社
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浮遊細胞培養用バイオリアクターを用いた、
アデノ随伴ウイルス(AAV9)ベクターの製造プロセス

 針金谷尚人氏
 日本ポール株式会社
 バイオテック事業部 Business Development Manager

講演要旨
ウイルスベクターを用いた遺伝子治療は、多くの患者や家族に人生を変える治療法をもたらし、今も様々な治験が行われています.Abeona Therapeuticsでは、サンフィリッポ症候群A型(MPS IIIA)の治療のための新しいhSGSH遺伝子補充療法の開発を進めています。この遺伝子補充療法は、機能的なhSGSH遺伝子の送達のためにアデノ随伴ウイルス(AAV9)を使用しますが治療に十分な量を製造するためにはスケーラブルな細胞培養工程が必要です.本研究ではAbeona Therapeuticsと共同で、ポールAllegro™ STRシングルユースバイオリアクターを用いて、浮遊細胞培養によるベクター生産プラットフォームとしての性能を評価しました.AAV9ベクターの生産のために50Lと500LスケールにおけるPEIを介したトランスフェクションプロセスのスケーラビリティを評価した結果は、主要なプロセスパラメータを制御しながら、50Lから500Lのスケールでスケーラブルなベクター製造が可能なことが示されました.

REGISTER

受講登録についてから受講までの流れ

1. 受講登録方法※本Webinarは、必ず事前登録が必要となります.
  ※尚、下記2~5をお読みいただきご了承いただいた後にご登録ください.
  受講登録の際は、本ページの最下段にございます[受講登録]をクリックいただき、
  お申込フォーム(別ウィンドウ)よりお申込ください.

2. 確認メールの到着
  受講登録フォームにてご記入いただいたEメールアドレス宛に確認のメールを送信いたします.
  Eメールアドレスの入力に誤りがあると、受講登録確認メールが届きませんのでご注意ください.

3. 受講費について
  弊社からの確認メールにて振込期日および振込口座のご連絡を申し上げますので
  期日までに銀行振込にてお支払いください.
  ◇ 事務局からご連絡申し上げました振込期日迄にお振込みいただくことが条件です.
   期日を過ぎますとキャンセルとさせていただき
   下記4.記載しておりますキャンセル料金をお支払いいただきます.
  ◇ 銀行振込の場合、手数料はご負担ください.
  ◇ お振込み日が完了しましたら事務局迄必ずご連絡ください.
  ◇ お振込確認が取れましたら視聴方法のご連絡をいたします.
  ◇ 銀行振込明細書を領収書代わりとさせて頂きます.
  ◇ お振込頂きました受講費は理由に如何にかかわらず返金いたしませんので予めご了承ください.

4. キャンセルについて
   受講登録後ご都合によりキャンセルされます場合は、事務局迄メールにてご連絡下さい.
   ※2021年7月30日迄にキャンセルを受領した場合:受講費(税込)の50%の金額をお支払いただきます.
   ※2021年8月1日以降にキャンセルを受領した場合:受講費(税込)の100%の金額をお支払いただきます.

5. 視聴にあたって
  ◇ 当ウェビナーの内容、テキスト、動画を録画・録音・画像等の無断キャプチャーし転載・無断使用を固く禁じます.
    主催者、発表者の許可なく第三者への付与は著作権ならびに肖像権を侵害する不正行為となり、民事上の
    請求、罰金・懲役といった刑事罰が科されます.

  ◇ 主催者は、天災、その他不可抗力の原因により会期を変更、または開催を中止することがあります.
    主催者は、これによって生じた損害を補償いたしません.
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    尚、音声、画像は受講者でご調整ください.また、サービス利用にあたってのサポートは致しかねます.
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  ◇ 開催時間中にURLにアクセスいただくと受講可能です.
  ◇ 視聴のためのログイン方法につきましては、開催日が近くなりましたら
    登録いただきましたメールにお知らせいたしますので、ご確認をお願い申し上げます.
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  ◇ ウェビナー接続の際には、30秒程度時間が掛かる場合がございます.
  ◇ 講師の方への質問については、ウェビナー終了後事務局までメールにてご連絡ください.
    講師の方に回答いただきます.
    但しすべての質問にはお答えできない場合がございますことをご了承ください.

   受講登録締め切りました.多数の方ご登録いただきありがとうございました.