Dialogue


開催日 2018年7月2日(月)

会 場  御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター

Information

  “質量分析により変貌する臨床検査の最前線2016”が2016年9月12日に開催されてから1年半余りが経過しました。
  この間、質量分析と臨床検査に関連して大きな動きが2つありました。1つ目は, 関係諸団体の皆さまの努力の結果、
  平成29年3月に質量分析機器が初めて薬機法 (医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)
  で正式に医療機器として承認されたことであり、本技術の社会実装のための大きな一歩となりました。
  2つめは本年4月の診療報酬改定により、病原微生物の迅速同定に質量分析を用いた場合の質量分析加点が認められた事であります。
  質量分析技術が従来の検査にはできなかったことを可能とした点が評価されて実際の診療報酬に反映されたことの意義は大きく、
  質量分析の医療応用に向けての追い風となることは間違いありません。第2回目の開催となる今回は、すでに臨床の現場で
  質量分析が活躍している領域として、先天代謝異常症(石毛信之先生)、感染症(石和田稔彦先生)、今後の発展が予想される
  イメージング質量分析(新間秀一先生)、そして2020年に向けてますます注目されていくスポーツドーピング(岡野雅人先生)に
  現場からの最新のお話をしていただきます。本技術の社会実装においては関係省庁のご指導、ご理解が必要であり、長年医療機器行政
  に関わってこられた鈴木由香先生に今回特にお願いして今後の課題と展望についてお話いただけることになりました。
  本セミナーが参加される方々にとって有意義なものとなることを願っております。

  野村文夫
  千葉大学名誉教授
  千葉大学医学部附属病院マススペクトロメトリー検査診断学寄付研究部門 特任教授

Outline

開催日 2018年7月2日(月)
時 間 10:00~16:55(受付開始 9:30~予定)
会 場 sola city Conference Center (東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ2F)
主 催 ダイアローグ株式会社
※講師・演題・講演時間等予告なく変更になる場合がございます.
※本セミナーでは昼食のご用意はございません.
※受講ご希望の方は必ず事前登録が必要となります.
※受講登録完了しますと受講登録番号が発行されます.
※当日受付にて受講登録番号の無い方は入場できませんので予めご了承ください.
※会場にはお客さま専用の駐車場はございません.大変申し訳ありませんが、公共の交通機関、
 または、最寄りの公共駐車場をご利用ください.
 駐車場の問合せは一切受け付けませんので予めご了承ください.

Schedule

10:00~10:10 Opening remarks  野村文夫先生(千葉大学)
10:10~10:50 Keynote lecture   鈴木由香先生(東北大学)
10:50~11:30 Keynote lecture   石毛信之先生(東京都予防医学協会)
11:30~11:50 Company Lecture  韮澤崇氏(ブルカージャパン株式会社)
11:50~13:00 Lunch break (70minutes)
13:00~13:40 Keynote lecture   岡野雅人先生(株式会社LSIメディエンス)
13:40~14:00 Company Lecture  加藤尚志氏(バイオタージ・ジャパン株式会社)
14:00~14:20 Company Lecture  須賀香屋子氏(株式会社 エービー・サイエックス)
14:20~14:50 Coffee break (30minutes)
14:50~15:30 Keynote lecture   石和田稔彦先生(千葉大学)
15:30~15:50 Company Lecture  山中秀徳氏(一般財団法人化学物質評価研究機構)
15:50~16:10 Break (20minutes)
16:10~16:50 Keynote lecture   新間秀一先生(大阪大学)
16:50~16:55 Closing remarks  野村文夫先生(千葉大学)