第3回 Dialogue Professional Seminar
~創薬における美しさの追求~
- 【日時】2016年 2月 16 日(火) 13:00~17:00 (受付12:30~)
【会場】御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
【講師】舛屋圭一氏 (ペプチドリーム株式会社 最高執行責任者 COO)
- 【略歴】1998年東京工業大学大学院博士課程修了、理学博士. 三菱ウェルファーマ株式会社研究本部を経て、
2001年ノバルティス株式会社つくば研究所、2005年より同社バーゼル研究所プロジェクトリーダー、
その間にALK kinase inhibitor LDK378開発、p53-mdm2をはじめとするいくつものPPI阻害剤開発の
- 総指揮を行い、創薬プロジェクトのグループリーダーとして開発をすすめる. 2014年より現職
【趣旨】本セミナーでは、FDA初の Breakthrough Therapyに指定された分子標的薬ALK kinase inhibitor
LDK378の開発ならびにFirst-in-Class Modeのp53活性化剤であるCGM097とBest-in-Class Mode
のHDM201の研究開発の総指揮を行った経験をもとに創薬研究者としての目線でご講演いただく.
また、セミナー開催時には、OPENにできる予定のノバルティス時代に手がけていた自身最高傑作の
美しさを追求した創薬についてもご講演いただく予定です. (未公開の内容)
尚、桝屋氏は本セミナーを区切りに今後講演を控えるため自身の集大成のセミナーになると
おっしゃっていただいております.
ご多忙とは存じますが是非ご来場いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます.
桝屋氏コメント
創薬研究に携わる者として、日々何となく現状の流れに沿って仕事をしていないだろうか?
その中から生まれてくる化合物は本当に、効果、安全性を伴って、しかも患者さんに感謝してもらえるもの
に仕上がっているのだろうか?
創薬研究者が最高以上のものを仕上げようと思わなければ、最高のものは生まれないのではないか?
するするっと上市されていく薬は、その構造や裏に隠れているコンセプトにある美しさを持って
誕生しているのではないだろうか?