Dialogue

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INFORMATION

受講登録いただきました方へ2

視聴のためのログイン方法(弊社より発行いたしますID、パスワード)につきましては、
2021年12月13日(月)AM8:50~9:10頃にご登録いただきました方のメールアドレス にお知らせいたしました.

ご登録いただいた方でお手元に視聴のためのログイン方法(弊社より発行いたしますID、パスワード)が
届いていない方は、本HPの最下段にございますお問合せ先事務局まで2021年12月15日(水)迄にご連絡ください.

受講登録いただきました方へ

視聴のためのログイン方法(弊社より発行いたしますID、パスワード)につきましては、
2021年12月13日(月)以降にご登録いただきましたメールアドレス にお知らせいたします.
尚、多重ログインをブロックする制御がございますので同時に2つ以上のブラウザ、端末でログインしようとすると
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受講登録は、2021年12月10日(金)16時で締め切りました。
多数の受講登録ありがとうございました。

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OUTLINE

Dialogue Webinar 2021

【日 時】2021年12月17日(金) 15:30~17:30  (予定)
     本Webinarは、Simulive Webinarにて開催いたします.
【主 催】ダイアローグ株式会社
【申込締切日】2021年12月10日(金)16:00迄
【定 員】300名※定員になり次第締切といたします.
【参加対象】
 大学・国公立研究機関研究員、製薬会社、国産の臨床検査・診断薬開発会社、国産の化学・化粧品会社
 国産の創薬ベンチャー企業
 但し、ご所属は本業のご所属でお願いいたします.出向先・客員等のご所属では登録できません.

 尚、主催者が下記に該当すると判断した場合、ご登録をお断りいたす場合がございますので予めご了承下さい.
 ※協賛企業様の競合他社様、個人事業主様のご参加はご遠慮いただいております.
 ※ご所属の判断ができかねる(gmail,yahoo等のフリーmailアドレスおよびプロバイダのmailアドレス等)では
  受講登録できません
 ※ご所属に関係なくダイアローグ株式会社(主催)の判断により
  お断りする場合がございますので予めご了承下さい.

KEYNOTE LECTURER

水野英明氏
水野英明氏
中外製薬株式会社
研究本部 創薬基盤研究部
バイオインフォマティクスチームリーダー

多層的オミックスデータベース構築による
肺がん免疫システムの解明
講演時間 約40分

講演要旨
 がん免疫療法を考える上で、がん組織に浸潤している免疫細胞の組成とがんの進展との関係性を知ることは重要な手がかりとなる。例えば、免疫抑制機能を持つ制御性T細胞・骨髄由来抑制細胞・腫瘍随伴マクロファージなどはがん組織に集積し、がんの成長に有利な働きをすることが明らかとなってきている。がんの悪性度や予後と関係する腫瘍浸潤免疫細胞を同定・標的化し、がん免疫微小環境の改善を図ることは有望ながん治療戦略であり、新規医薬品も登場し始めている。また、瘍浸潤免疫細胞組成の情報を基に、ある種のがん細胞が特定の免疫細胞を誘引・忌避したり、その活性化状態に影響を与えるために利用しているシグナル経路を見出すことも、新しい治療法開発の糸口となる。
 このような考えに基づき、中外製薬は国立がん研究センターと協働し、ヒト臨床検体を用いた、がん免疫微小環境の分子機構理解のためのデータ基盤構築を行ってきた。これまでに250例を超える肺がん外科切除標本について、ハイパラメーターFACS・RNA-seq・Exome-seq・メタボローム・TCRレパトア・免疫組織染色などの網羅的データ取得を行い、これに臨床情報を加えて多層的なオミックスデータベースを構築している。腫瘍浸潤免疫細胞組成と、ステージ・予後・遺伝子変異状態など各種パラメーターとの関連性について包括的解析を実施したところ、いくつかの免疫細胞に関して興味深い関連性が見出された。また、腫瘍浸潤免疫細胞組成による肺がん分類を行ったところ、肺腺がん・肺扁平上皮がんのそれぞれにおいて、予後に差のある、免疫状態の異なるクラスターが得られた。現在、各クラスターについてRNA-seqやExome-seqなどのオミックスデータを多面的に解析し、シグナル経路の特徴についての理解を進めている。
 本講演では、この臨床検体を用いた多層的オミックスデータベース構築と、これを統合的に解析することによる、創薬標的分子・バイオマーカー探索の取り組みについて紹介する。


ご経歴
2000年3月 筑波大学生物科学研究科修士課程修了
2000年4月 日本ロシュ株式会社 研究員
2002年10月~2020年6月 中外製薬株式会社 研究員
2009年3月~2010年8月 プリンストン高等研究所 研究員
2011年3月 九州工業大学情報工学府博士課程修了
2012年4月~2015年3月 日本バイオインフォマティクス学会 理事
2020年7月 中外製薬株式会社 主席研究員
2021年7月 中外製薬株式会社 バイオインフォマティクスチームリーダー

丹野秀崇先生
公益財団法人 東京都医学総合研究所
がん免疫プロジェクト
プロジェクトリーダー

高速1細胞解析技術の開発および
癌遺伝子治療法への応用
講演時間 約45分(質疑応答含)
座長:中島元夫氏(SBIファーマ株式会社 取締役執行役員 開発本部長)

講演要旨
 抗体は癌や感染症の治療薬としての地位が確立されており、また、抗体と類似した分子であるT cell receptor (TCR)も癌遺伝子治療の臨床試験において画期的な成果を挙げている。しかし、どちらの分子も機能的な配列を見出すことは未だに難しい。抗体は抗体重鎖・軽鎖、TCRはTCRα鎖、TCRβ鎖のペアから構成されている。それぞれの鎖は遺伝子再構成から生成されているため、一つ一つの細胞がそれぞれ異なる抗体配列、TCR配列を発現している。機能的な抗体配列、TCR配列を発見するには1細胞ずつ単離し、両鎖を調べる必要があるが、極めて労力、コストがかかる実験系であり、数百から数千種類の1細胞しか解析することが出来なかった。
 一方で講演者が所属していたテキサス大学・Georgiou laboratoryではマイクロ流路デバイスを用いることによって抗体配列を1細胞レベルで解析できる技術が開発されている。講演前半では本技術を用いた有用な抗体のスクリーニング方法やTCR解析への応用例について紹介する。また、講演者は細胞溶解液に耐性のある新規ポリメラーゼRTXを活用することによって、マイクロ流路デバイスなどの複雑な機器を用いることなく、数万種類の抗体・TCRを1細胞レベルで同定できる技術開発に成功している。講演後半では新規技術の紹介、そして高速1細胞解析技術を駆使した癌遺伝子治療への展望について議論したい。


ご経歴
2021年4月 - 現在
      公益財団法人 東京都医学総合研究所 がん免疫 プロジェクト
      プロジェクトリーダー(副参事研究員)
2018年7月 - 2021年3月
      The University of Texas at Austin Department of
      Chemical Engineering, Research Associate
2013年7月 - 2018年6月
      The University of Texas at Austin Department of
      Chemical Engineering, Postdoctoral Fellow
2013年4月 - 2013年6月
      東京工業大学 大学院生命理工学研究科 生体システム専攻
      博士研究員
ご学歴
博士(理学)(2013年3月 東京工業大学 大学院生命理工学研究科)
修士(2010年3月 東京工業大学 大学院生命理工学研究科)
学士(2008年3月 東京工業大学 生命理工学部)

 

COMPANY LECTURER

ライカ マイクロシステムズ株式会社
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がん研究のための
マルチプレックスイメージングソリューションCell DIVE

 波田野俊之氏
 ライカ マイクロシステムズ株式会社
 ライフサイエンス・リサーチ事業部

講演要旨
 がん免疫治療における今日の課題として、一部の患者にしか持続的な効果が見られないということが挙げられます。最近、薬剤応答の予測にはバイオマーカーの種類や発現量だけでは不十分で、細胞間の相互作用や空間情報が必要という研究結果が報告されてきました。これまでがん免疫解析に用いられてきたフローサイトメーターや総mRNA解析などでは、空間情報の入手は極めて困難でした。Cell DIVEは、繰り返しの免疫染色を可能にした独自の技術により、1枚の組織切片から細胞レベルでの60種類以上のバイオマーカーの画像情報の解析を可能にしました。対象となる生体分子の発現量、局在等の量的・空間的情報や細胞の集合(細胞―細胞間相互作用)等の情報が得られ、腫瘍微小環境情報の解析を可能にします。薬剤応答のある患者の予後のより正確な予測を可能にするバイオマーカーの特定や、より信頼でき有効性のある患者の層別分類方法の探索にお役に立てます。

ソニー株式会社
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スペクトル型フローサイトメトリーが切り開く
次世代ハイパラメータ解析の紹介

 石原誠人氏
 ソニー株式会社
 アジアパシフィック統括営業部 学術課

講演要旨
 フローサイトメーターはがん病態における免疫機構動態の解明に対して非常に強力な手段であり、近年では貴重な患者サンプルから大量の情報を一度に取得できる20色以上の超多色解析にトレンドが移行している。一方で、色数が増えるに従い増加する蛍光補正の煩雑さに加え、比例して必要になるマテリアルと時間の消費が課題となっている。さらに組織由来のサンプル解析の場合は、自家蛍光に起因する擬陽性の存在が研究の再現性面に大きな悪影響を与えている。
 ソニーのSpectral Cell Analyzer ID7000は、独自の蛍光分離技術により古典的な蛍光補正を不要としただけではなく、組織由来細胞の解析などで問題となる自家蛍光の除去を可能とし、超多色解析の簡便性と従来のフローサイトメトリーでは得られなかった高い定量性・再現性を実現している。
 本セッションに於いては、30色を超える超多色解析のデータを交えながら、フローサイトメトリーの最終形ともいえるスペクトル型フローサイトメトリーの特徴を紹介し、がん免疫研究に貢献できる将来の可能性を議論していきたい。

REGISTER

受講登録についてから受講までの流れ

1. 受講登録方法※本Webinarは、必ず事前登録が必要となります.
  ※尚、下記2~5をお読みいただきご了承いただいた後にご登録ください.
  受講登録の際は、本ページの最下段にございます[受講登録]をクリックいただき、
  お申込フォーム(別ウィンドウ)よりお申込ください.

2. 確認メールの到着
  受講登録フォームにてご記入いただいたEメールアドレス宛に確認のメールを送信いたします.
  Eメールアドレスの入力に誤りがあると、受講登録確認メールが届きませんのでご注意ください.

3. 受講費について
  弊社からの確認メールにて振込期日および振込口座のご連絡を申し上げますので
  期日までに銀行振込にてお支払いください.
  ◇
事務局からご連絡申し上げました振込期日迄にお振込みいただくことが条件です.
    期日を過ぎますとキャンセルとさせていただき
    下記4.記載しておりますキャンセル料金をお支払いいただきます.
  ◇ 銀行振込の場合、手数料はご負担ください.
  ◇ お振込み日が完了しましたら事務局迄必ずご連絡ください.
  ◇ 銀行振込明細書を領収書代わりとさせて頂きます.
  ◇ お振込頂きました受講費は理由に如何にかかわらず返金いたしませんので予めご了承ください.

4. キャンセルについて
   受講登録後に登録をキャンセルされます場合は、事務局迄メールにてご連絡下さい.
   ※2021年11月20日迄にキャンセルを受領した場合:受講費(税込)の50%の金額をお支払いただきます.
   ※2021年11月21日以降にキャンセルを受領した場合:受講費(税込)の100%の金額をお支払いただきます.

5. 視聴にあたって
  ◇ 当ウェビナーの内容、テキスト、動画を録画・録音・画像等の無断キャプチャーし転載・無断使用を固く禁じます.
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  ◇ 講師の方への質問については、ウェビナー終了後事務局までメールにてご連絡ください.
    講師の方に回答いただきます.
    但しすべての質問にはお答えできない場合がございますことをご了承ください.

 【受講登録】
   受講登録は、2021年12月10日(金)16時で締め切りました。多数の受講登録ありがとうございました。

 

お問い合わせ先

  主催・事務局:ダイアローグ株式会社
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